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サッカーW杯、オリンピックのため? いつも犠牲は弱者 [ニュース]



世界各地から観光客らが集まるサッカーW杯(2014年)、夏季五輪(2016年)を控え、国内で最も殺人発生率の高い都市としての汚名を返上すべく、リオ市が2008年から取り組んでいる治安改善対策の一環として実施されたようだ。

2008年の北京オリンピックの時も同様に、日本で言う長屋的な住居「胡同」が壊されている現場を2007年に目の当たりにした。今回のブラジルとは少々意味の違いはあれど、これまで国がさほど対策を施してこなかったにもかかわらず、「景観を損なう、治安改善のため」等の理由をつけて抵抗できない弱者を排除することには疑問が。
北京オリンピックでは、マラソンコースであった前門から天壇へと向かう道の改修のため、奥へ入った裏側の民家、住居まで取り壊されていた。その他の地域でも同様の状況であったが建築施工が間に合わず、ボロ隠しのビル風の絵が模写されたシートを貼られた建物が非常に多く見られた。今回もただの誤魔化しで終わるような気が。


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